介護におけるレクリエーションの役割は何か

訪問介護を除けば、多くの介護事業所で行われている毎日のイベントと言えばレクリエーションです。このイベントは入所者の健康維持目的である事はもちろんであり、入所者同士の交流につながるので毎回違った内容で実施される事が一般的です。
レクリエーションは、集団で何かを成し遂げる事・得点を競って達成感を味わえる点が重要視されている事から、ゲーム性のあるイベントを開催する事が多いです。レクリエーションで使われる道具は、スタッフが作ったオリジナルである事がほとんどで、ボーリング・輪投げ・棒倒しといった、身体的にあまり負担の掛からない運動がメインとなっています。
頭を使うレクリエーションの場合は、手芸・習字・折り紙・かるた・すごろくなどがあり、かるたやすごろくに関しては、施設が立地しているエリアを題材にした内容にしていると入所者に興味を持ってもらえるでしょう。なお、近年のレクリエーションは、外部の方を招いてイベントを開催するケースも増えており、ボランティアによる手品ショー・合唱・近隣エリアの学生との交流もあるので、スタッフ以外とのコミュニケーションを図る事は、心身の活性化に繋がる事も期待されています。最近では、トレーニングをしっかり受けた、人懐っこいセラピードッグを活用する介護事業所が増えており、これは入所者への癒しを提供する事によって、生活の質を向上させる事が目的となっています。動物が好きな方にとってはとても有意義なレクリエーションといえるでしょう。
◯参考元のサイト〈楽しくレクリエーション!